研究発表会が開催されました
令和元年度中小企業庁
地域中小企業人材確保支援等事業(中核人材確保スキーム:横展開事業)
金沢大学「共創型観光産業展開プログラム」
研究発表会が開催されました。
令和2年3月23日「共創型観光産業展開プログラム」の研究発表会が開催されました。
研究員は令和元年10月より6か月間、受入企業において活動しながら、金沢大学の客員研究員としても企業の課題解決にむけての専門教員の指導をうけてきました。
プログラムの修了にあたり、今までの成果を発表する場を設け、多くの皆様とこの事業がもたらした効果について共有したいという願いで「成果報告会」を関係各位の方々にご出席賜り開催する予定でした。
その後、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点より、イベント、会合の中止・延期が相次ぎ、本事業においても関係団体・企業の方が多数ご出席いただく「成果報告会」の開催は中止となりました。
しかしながら、この6ヶ月間の研究員の活動成果を何らかの形で発表する場を設けられないかという思いから、ウイルス感染防止対策を講じた上で、式典的な要素(来賓挨拶・修了証授与式)を省き、研究員とその関係者のみ少人数での「研究発表会」を開催する運びとなりました。
研究発表会では、各研究員が受入企業の課題解決に向けて研究テーマを設定し、それに対しどのような取組をしてきたのか、活動報告レポートという形で発表しました。
また、研究員が2チームに分かれて、「共創型観光産業を起業するとしたらどのような事業を展開するのか」という視点で、「共創事業構想書」を作成し、事業構想の発表も行われました。
発表のあと、研究員には金沢大学より「修了証」が渡され、指導教員でもある北陸先端科学技術大学院大学敷田麻実教授よりプログラムを通しての講評をいただき、研究員は6ヶ月間の仕事と学業の両立の日々に思いを馳せていました。
研究員の中には本プログラムの修了後も正社員や業務委託など、何らかの形で受入企業と関わる事となる人も多く、首都圏からの中核人材の確保という点においても成果を得ることができた事業であったと考えます。
このプログラムにご賛同いただき、ご協力いただいた関連企業・団体の皆様、プログラムに研究員として参加を希望してくださった方々、そして6ヶ月にわたって実際に企業での業務と研究活動に励まれた客員研究員とそのご家族の皆様に感謝を申し上げます。
本事業についての研究成果については、こちらよりご覧ください
※一部(企業情報・個人情報の含まれる部分)については非公開とさせていただきます。
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
https://kyoso-kanko.w3.kanazawa-u.ac.jp/news/200330.html